総事業費約700億円の6割以上・434憶円を税金で負担

 桜町再開発事業は、九州産交(HIS)が行う民間の再開発事業ですが、総事業費約700憶円のうち、434憶円を税金で負担します。内訳は、補助金126憶円と、MICE施設の床取得費(保留床処分金)434憶円です。
九州産交が所有する老朽化した建物を税金で建替えるような事業です。

新国立競技場建設への東京都民の負担よりも重い
新国立競技場の建設費は2500億円を超えるということで大問題になり、白紙に戻され、新たに費用を抑える計画がすすめられています。この新国立競技場の都の負担は500億円、都民1人当たり3700円です。
一方、熊本市のMICE施設整備は、桜町再開発への補助金も含めれば450億円、市民一人当たり60,000円です。