安倍は終わりだな。安倍一強が崩壊しポスト安倍の議員が暴れ出す。改憲なんてもう不可能だ
最悪の結果になった自民と違って、0議席と言われながらも5議席も取って最悪の結果を免れた民進はさすがだな

「1強」安倍首相、初の大敗 改憲・総裁選、影響必至
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170702-00000070-asahi-pol

2012年衆院選での政権復帰以降、大型選挙で勝利を続けることで「1強」を築いた首相にとって初めてとなる大敗で、自民党内にも衝撃が広がっている。

 小池氏との対決に加え、連立を組む公明党も敵に回り、もともと苦戦は予想されていたが、都議選は首相の政権運営そのものが直接問われた。
「共謀罪」法の採決強行、加計学園をめぐる疑惑への対応など政権の強硬姿勢が批判を受け、内閣支持率が下落。
衆院2回生の不祥事、首相に近い稲田朋美防衛相の問題発言や下村博文・党都連会長の献金問題などが追い打ちをかけた。
首相自身も都議選の応援演説で「おわび」に言及せざるを得なかった。下村氏は3日未明、都連会長の辞任を表明した。

 「1強」のもとで批判が表に出ない自民党内の権力構造が都議選の敗北で崩れ、
首相が急ぐ憲法改正に向けた党内の原案づくりにも影響するのは必至だ。
次の臨時国会への党原案の提出や、来年の改憲発議と国民投票という首相が描く日程も不透明になってきた。

 来年9月の党総裁選は、任期延長で立候補の環境を整えた首相の3選が確実視されていたが、見通せなくなった。
「ポスト安倍」と目される岸田文雄外相は「深刻に受け止めなければならない」、石破茂・前地方創生相は「自民への反感があった」と語った。
両氏ら派閥会長のほか、総裁選に意欲を示す野田聖子元総務会長を含めた党内の駆け引きが活発化しそうだ。

 政権は8月にも内閣改造・党役員人事を行うことを検討。
だが、稲田氏の早期交代を求める声があり、改造人事も政権浮揚につながるかは見通せない。
都議選できしんだ自公関係の立て直しも課題で、衆院の解散戦略にも影響しそうだ。

 政権批判票を取り込んだのは共産。民進とともに加計学園問題などを徹底追及する方針。
政権は拒んできた閉会中審査について、応じざるを得なくなることも予想される。


「最悪免れた」「埋没」=自民大敗に安堵感も―民進党
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170702-00000084-jij-pol

 公認候補の離党が続出し、一時は「議席ゼロ」の予想も出るなど厳しい情勢となった民進党。

 閣僚の失言や「加計学園」をめぐる問題など自民党への逆風もあり、
幹部からは「最悪の状況は免れた」と安堵(あんど)する声も漏れた。

 深夜に入り、当選確実の候補が出始めると、テレビ画面を見ながら「よし、ここまで来たか」と喜ぶスタッフの姿も見られた。

 都連の松原仁会長は午後9時ごろ会場入りし、テレビ中継に断続的に出演。
「国政で自民党の暴走、権力の私物化を暴いてきた立場をもっと都民に分かりやすく説明する必要があった」と反省を述べる一方、
「当初言われていた数字よりは踏みとどまった」と一定の評価も口にした。

 馬淵澄夫選対委員長も深夜に姿を見せ、「十分浸透し切れず、埋没と言われる部分があったかもしれないが、安倍政権の問題の本質を明らかにしてきたと評価も頂いた」と振り返った。