1カ月の党首不在に細野豪志氏離党…政権追及の好機に辞任した罪深き蓮舫代表

蓮舫代表(49)の辞任に伴う民進党代表選(21日告示、9月1日投開票)は、枝野幸男前幹事長(53)と前原誠司元外相(55)の一騎打ちとなる公算が大きくなった。
真夏の決戦となるわけだが、時を同じくして安倍晋三首相(62)は内閣支持率の低迷にあえいでいる。政権交代を狙う野党第一党にとっての
「攻めどき」に代表辞任を表明し、約1カ月の「代表不在」を生じさせたのは蓮舫氏その人だった。だが、その罪の重さの自覚は当人にはないようだ。

民進党議員が焦るのも無理はない
ところが民進党はますます逆の方向に向かっている。告示を待っている間にも混乱は続いた。
蓮舫代表のもとで今年4月まで代表代行を務めていた細野豪志元環境相(45)が8月4日、「民進党を出て、新たな政権政党をつくる決意で立ち上がりたい」として、離党と新党結成の意向を表明したのだ。

細野氏の行動とは別に、すでに民進党は崩壊の道を歩みつつある。4月に長島昭久衆院議員(55)、7月には藤末健三参院議員(53)が離党届を提出した。細野氏への同調者が今後まったくいないとも言い切れず
「離党ドミノ」が起こる可能性はある。蓮舫氏が置いていった「負の遺産」を背負うことになる新執行部には同情を禁じ得ない

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170808-00000501-san-pol