安倍内閣の支持率は、先月より上昇したものの、3か月連続で不支持率が支持率を上回ったことがJNN世論調査でわかりました。

安倍内閣の支持率は、先月の調査結果より8.4ポイント上がって48.1%。不支持率は8.5ポイント下がり50.5%でした。支持率と不支持率の差は縮まったものの、3か月連続で不支持率が支持率を上回っています。

安倍総理は現在、自民党総裁2期目で任期は来年9月までですが、安倍総理が総裁を3期目も続投することに賛成かどうか聞いたところ、「賛成」は33%で、「反対」は55%でした。

一方、総理大臣にふさわしい、あるいは任せたいと思う政治家を1人あげてもらったところ、最も多かったのが石破元地方創生担当大臣で10%、続いて安倍総理が9%、自民党の小泉副幹事長が4%などとなりました。

最近の北朝鮮の動向についてどう感じているか聞いたところ、「非常に不安を感じる」「多少は不安を感じる」が合わせて90%に上りました。

また、北朝鮮の核やミサイルの開発を止めさせるために必要なことを聞いたところ、「対話を重視すべき」と答えた人は29%で、「圧力を重視すべき」と答えた人が57%に上りました。

防衛省が大気圏で弾道ミサイルを迎撃する地上配備型のシステム「イージス・アショア」を初めて導入する方針を決めたことについて、この方針に「賛成」と答えた人は63%に上りました。

民進党の新しい代表に前原元外務大臣が決まりましたが、前原代表の民進党に期待するかどうか聞いたところ、「期待する」と答えた人は33%にとどまりました。

また、小池都知事に近い若狭衆院議員や民進党を離党した細野元環境大臣らの新党を巡る動きに期待するかどうか聞いたところ、「期待する」が35%でした。(04日01:58)