先の衆院選はツイッターでも大きな話題になった。
選挙期間中の国内すべてのつぶやきを分析すると、リアルとは違う意外な姿がみえてきた。


■どんなキーワードが注目されたのか
10〜20代は「安倍総理」
50代は「共産党」

10代のつぶやきで最も多く使われたキーワードは「希望」。ただし、希望の党を指しているとは限らない。
2位は「安倍総理」だった。
30代以上は安倍晋三首相の名前を含むキーワードが5位までに入っていない。
「安倍総理」は10代と20代ツイートの特徴だ。

10代と好対照なのが50代のつぶやき。注目キーワードのトップは「自民党」や「立憲民主党」をおさえ「共産党」となった。
10代や20代で「共産党」はトップ10にない。

「立憲民主党」は30代と40代のツイートで首位。


■「政策」重視の20代

「政策」がトップ10入りしたのは20代だけだった。
折れ線グラフでみると、年代が高くなってくると「政策」に触れるツイートが減る。
若い世代ほど「政策」に言及する傾向がはっきりとあらわれている。


■注目されたキーワードはどんな人たちが話題にしたのか

政策争点ごとにツイートをした人たちを分析したところ、「子育て」にとりわけ多く触れていたのが30代だ。
「消費税」と「憲法」では40代、会社員のつぶやきがメーンだった。


https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/twitter-on-election/