希望は事務能力もお粗末でもう滅茶苦茶だな。政党の体を成してない
民進党の有能の職員はみんな立憲民主に行ったみたいだし、希望はまともに党を運営できないだろう
このまま未来の党のように消える運命だな


候補氏名も連絡先も間違いだらけ…事務能力もお粗末だった「希望の党」 この政党も急造→雲散霧消か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000516-san-pol

 「希望の党」創設者の小池百合子東京都知事(65)が党代表を退いた。
電撃的な結党、急失速と衆院選惨敗、選挙後の内紛など、何かと常識破りの出来事が続く政党だ。
筆者は衆院選の期間中、候補者の経歴を記した名鑑の作成や情勢調査など、
もっぱら事務的な作業を担当しながら選挙戦の取材にかかわったが、
バックヤードの視点からも希望の党は常識外れだったことは記しておきたい。

 「選挙区と比例代表をあわせて(過半数の)233を目指す」。
小池氏らがそう宣言し、希望の党に対する世間の期待感もまだまだ高かったころ、
政界やメディアの関心は「誰が希望の党から出馬するのか」に集中していた。
そんな9月末、第1次公認候補の「原案」という名簿が、関係者の間を駆けめぐった。

 名簿には候補者の氏名と選挙区が記されていたが、あちこちに伏せ字の「●」が入った不完全な代物だった。
「岡野●」のように、氏名にまで伏せ字があり、前職だった長島昭久氏(55)の氏名は「長島明久」と誤記されていた。

 およそ表に出すクオリティの名簿ではなく、メモ書きのような資料が流出したことは容易に推察がつく。
伏せ字が多数の中途半端なリストが出回るのは、公党として。
いかにもみっともない。「撹乱(かくらん)作戦じゃないのか」という見方も出たほどだ。ほどなく正式な1次公認名簿が発表されたが、
その際も正式発表されたリストとは別に、同じ書式でごく一部の内容が異なるバージョンが関係者の間で出回っており、混乱の種となった。

 極めつけは公示当日の10月10日に発表された、比例代表の単独立候補者を記した5次公認名簿だ。
公示当日に名簿を発表すること自体、メディアにとっては迷惑千万。
早ければ当日の夕刊から経歴を掲載するため、全く出馬経験がなく素性の分からない新人を含む候補者側と急いで連絡をとり、
経歴を確認したり写真を入手したりしなければいけないからだ。
比例代表の登載順位を公示当日に発表することはあるが、候補者を当日に発表した政党は他に思い当たらない。

 この名簿にも致命的なミスがあった。候補者の連絡先として掲載されていた携帯電話の番号が間違っており、
無関係の一般人にメディアの問い合わせが殺到した。電話番号の確認を徹底するのは基本中の基本であり、
いかに事務方の態勢が脆弱だとしても、言い訳のできない失態というほかない。

 にわか仕立ての政党をめぐるドタバタには既視感がある。平成24年11月末、
衆院解散の1週間前に嘉田由紀子・滋賀県知事(当時)を代表として立ち上がった「日本未来の党」だ。

 日本未来の党は衆院選の公示当日、総務省への比例代表候補者名簿の届け出が大幅に遅れ、
総務省が深夜まで審査に追われるという異例の事態になった。
書類に不備がないかを調べる事前審査を受けていなかったことや、
審査が始まった後にも内容を変更したことが原因だった。そんな体たらくでまともに選挙が戦えるわけはなく、
擁立した候補者121人のうち、当選者はわずか9人という大惨敗を喫した。

 日本未来の党は選挙後に内紛が勃発。
所属議員の多数を占めた小沢一郎・現自由党代表(75)に連なるグループにより嘉田氏は事実上、
党から追い出される格好になり、党名も「生活の党」に改められた。
希望の党が同じような経過をたどっているのには苦笑を禁じ得ない。 (政治部 千葉倫之)