希望新体制14日発足=玉木氏「適材適所に」
11/13(月) 21:22配信 時事通信
 希望の党は14日、両院議員総会を開き、先に選出された玉木雄一郎共同代表の下で新執行部を発足させる。

 小池百合子代表(東京都知事)は13日、玉木氏と会い、人事を一任した。安全保障関連法などをめぐる路線対立を克服できるかが新体制の課題だ。

 玉木氏は13日夜のBSフジ番組で、人事について「適材適所だ」と強調するとともに、「選挙区で選ばれた方を大切にしたい」との考えを示した。
幹事長には、共同代表選で玉木陣営の選対本部長を務めた古川元久元国家戦略担当相(衆院愛知2区)らの名前が挙がっている。
共同代表選への出馬を一時模索した泉健太衆院議員(京都3区)の執行部入りも取り沙汰されている。

 暫定執行部の大島敦幹事長と笠浩史国対委員長は交代するとの見方が強まっている。 

希望・小池代表、玉木氏の人事案を了承 新執行部発足へ
11/13(月) 11:43配信 朝日新聞デジタル
 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)と国会議員団トップの玉木雄一郎共同代表が13日午前、都内のホテルで会談し、党幹事長など主要人事について協議した。
玉木氏が示した人事案を小池氏が了承したという。14日の両院議員総会で人事案を示し、承認されれば新執行部が発足する。

 会談では、玉木氏が幹事長、政調会長などの主要な人事案を示し、小池氏は「細かいところを含めて後は任せる」と応じ、玉木氏に一任した。
会談後、小池氏は報道陣に「新しい党としてしっかり歩む意識を共有した」と話した。14日の総会には小池氏も出席するという。

 玉木氏は会談後、「スピード感を持って物事を進めていける布陣を考えた」と記者団に説明し、これから本人への打診など最終調整に入る。
共同代表選で争った大串博志衆院議員を執行部に起用するかどうかは、「適材適所で考えている」と述べるにとどめた。(別宮潤一)