【悲報】当初は立憲と希望を結びつけると言っていた無所属の会が
ついに希望を見捨てて立民と2会派間での統一会派結成を目指す
希望の保守色の強い結党メンバーも「民進と統一会派を組むなら離党する」と息巻く。希望と民進は完全に詰んだな


江田憲司(衆議院議員) (@edaoffice)

統一会派も「希望まるごと」とは組みません。特に、そのチャーターメンバーとは憲法観や安全保障観で相違があります。
来年1月22日からの通常国会で、仮に新しい会派ができる可能性があるとしたら、それは立憲と我々無所属の会とでしょう。


野党再々編は越年へ 民進の提案、立憲一蹴・希望保留
https://www.asahi.com/articles/ASKDV4JQMKDVUTFK00R.html

 民進党は26日、先の衆院選で同党から分裂した立憲民主党と希望の党に対し、
3党による国会での統一会派の結成を申し入れた。ところが立憲は提案を即座に拒否。
党内分裂のリスクを抱える希望も態度を保留した。野党再々編をめぐる動きが年内で決着しないことが確実になった。

 民進の大塚耕平代表は26日、国会議員と地方組織代表を集めた党会合で、
将来的に新党を結成することを視野に、立憲、希望に統一会派を申し入れる方針を提案した。

 これに対して、出席者からは「集団的自衛権について、希望とは見解が違う」など、疑問が噴出。
方針を了承する拍手はまばらだったが、執行部は「賛成多数」と押し切った。
「党内は立憲と組みたい人、希望と組みたい人で真っ二つだ」。執行部の一人は頭を抱えた。

 民進は11月上旬に党改革の議論に着手した。3分裂した旧民進勢力が再結集しなければ巨大与党に対抗できないとの危機感があった。
一方で、党の支持率は1%前後に低迷。「民進のままでは戦えない」との声におされ、解党論も浮上した。
翌年分の政党交付金を確保するため、年内に希望と合流する「新党」構想も検討された。野党第1党の地位を立憲に取って代わる狙いがあった。

 ところが、12月に入ると改革案に反発した離党者が続出。
岡田克也元代表ら衆院会派「無所属の会」メンバーには衆院選で決裂した希望への反発が強く、党内の混乱は拡大した。

 「丁寧な議論を重ねる」(大塚代表)ほど異論が相次ぎ、執行部は年内の新党や統一会派結成を断念。
会派結成を呼びかけるだけの「妥協の産物」(党関係者)になった。

 民進から統一会派の提案を受けた立憲と希望の対応は、党内事情を反映したものになった。

 「政策・理念が異なる希望とは組めない」。立憲の福山哲郎幹事長は、国会内で会談した民進の増子輝彦幹事長に答えた。
筋を通す姿勢が衆院選で好感され、躍進した立憲は、理念や政策抜きでの統一会派の結成を「永田町の数合わせ」(枝野幸男代表)と批判してきた。
福山氏は記者団に対し、提案を党内に持ち帰って検討することさえ「考えていない」と語った。

 続いて増子氏と会談した希望の古川元久幹事長は「提案は承った」と応じ、党内で検討する方針を伝えた。
早ければ年内に臨時役員会を開き、対応を協議するという。

 玉木雄一郎代表は記者会見で「(野党の)力を結集しないとうまくいかない。できる限り力を合わせたい」と提案に前向きな姿勢を示した。
年明けの通常国会では、憲法改正議論など野党勢力の結集が問われる場面が予想されるからだ。

 だが、党内では憲法や安全保障など基本政策で対立を抱え、意見の集約は容易ではない。
保守色の強い結党メンバーが「民進と統一会派を組むなら離党する」と息巻くなど、再結集論への疑念も膨らみつつある。