立憲って界隈から叩かれるのか

http://tanakaryusaku.jp/2018/01/00017263

立憲民主は労働貴族「連合」に頼ると民進と同じ道をたどるゾ

 労働組合「連合」の新年交歓会がきょう、都内であった。昨年7月、非正規労働者たちからデモをかけられた、あの連合である。
 日本の企業のほんの一握りの優良企業や官公庁で働く労働者のうち、これまた一握りの労働者によって成り立つ、王侯貴族のような “労働組合” である。
 それでも選挙を通じた政界への影響力は並々ならぬものがある。きょうは与野党(自・公・維・立民・民進・希望・自由・社民)の党首や幹事長級が顔を揃えた。
 選挙を支えてもらった立民、民進、希望は「馳せ参じた」といった方が正しいだろう。連合は自分のコントロール下に置いた方が都合が良いため、3党(立民、民進、希望)の再結集を求めている、とされる。
安倍首相との近さが時おり表に出てくる神津里季生会長は、新年交歓会の挨拶でもそれを強調した。
 「野党は力を合わせてもらって、懐を深く、もっと広く力を合わせて頂きたい」。
 立憲民主が憲法や安全保障に関する違いから希望との合流に難色を示していることへの、アテツケだ。
 立憲民主とて選挙資金や運動員はノドから手が出るほどほしい。昨年10月の総選挙後、福山哲郎幹事長に田中は「連合との付き合い」について質問した。福山幹事長は「連合は我が党にとって最大の支援組織」とニベもなく答えた。
 立憲民主党は国民目線を忘れて労働貴族の連合に頼りきると、かつての民主党、民進党と同じ道をたどる。