前原氏が代表をつとめていた時代の民進党の経済政策、「All for All」が復活する!?
 永田町では今、安倍政権の対抗軸として、かつて民進党が掲げた経済政策「All for All」を打ち出す気運が高まっているという。

 この経済政策は、前原誠司・衆院議員が民進党代表の時にブレーンだった井手英策・慶應義塾大学教授が提唱。「All for All」は前原代表時代の民進党標語となり、党のポスターには「幸福分配政策。All for All みんなの税は、みんなのために。」と大書された。

その内容は「経済成長は限界に来ているから成長を目指さず、消費税を中心に増税して、その分を再分配にあてる」というもの。換言すれば「日本経済はすでに成長が望めなくなった。
そのため、増税による再分配で誰もが受益者になる『All for All』の思想こそが、これからの経済政策の基本になるべきだ」という論だった。井手氏はそれを「『税の再分配』革命」と名づけた。

この「井手理論」も風前の灯火だったが、ここに来て盛り返しを見せている。神津里季生・連合会長がこの理論に心酔し、絶賛しているのだ。
この「井手理論」に野党も乗り気だ。大塚耕平・民進党代表や玉木雄一郎・希望の党代表、福山哲郎・立憲民主党幹事長は井手理論を「高く評価する」と賛辞を惜しまない。

「All for All」は次第に野党に浸透し始めている。はたして、今後はどうなっていくのか? 安倍政権への対抗軸として野党が打ち出す、新たな経済政策の行方が問われている。

https://www.excite.co.jp/News/economy_g/20180324/Harbor_business_162521.html

これは、とんでもない話ですねぇ………。