共産主義思想や共産党を如何に批判しようが自由だが、それで現代が抱かえる課題は何ら解決
しない。

マルクス主義からマルクスへ(nyx3号)

スターリンが定式化したマルクス主義=マルクス・レーニン主義から、21世紀の科学的社会主義へ

「資本主義の「金融化」と『資本論』草稿研究」
小西一雄 1948年生まれ。立教大学名誉教授。

「マルクスのエコロジーノート」
斎藤幸平 1987年生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員
。 「マルクス研究の新段階としてのMEGA研究(仮)」

佐々木隆治 1974年生まれ。立教大学経済学部准教授。
「マルクスの唯物論的国家論――「国家導出論争」再考」

隅田聡一郎 1986年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程。
「初期マルクスにおけるルソー・ヘーゲル問題」

平子友長 1951年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科名誉教授。
「地代論再読の可能性」

羽島有紀 1983年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程。
「マルクスのセー法則批判」
宮田惟史 1983年生まれ。駒澤大学経済学部准教授。

「マルクスにおけるネイション、エスニシティおよび非西洋社会について」
ケヴィン・B・アンダーソン 1948年生まれ。カリフォルニア大学教授。
翻訳 隅田聡一郎

「カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの自然科学研究におけるチャールズ・ダーウィン」
アネリーゼ・グリーゼ 1935-2014年。元フンボルト大学教授。MEGA編集者。
翻訳 明石英人 1970年生まれ。駒澤大学経済学部准教授。

「マルクスとジェンダー」
ヘザー・ブラウン ウェストフィールド州立大学助教授。

マルクス研究会
http://marxresearchsociety.com/

本研究会はカール・マルクスの理論および思想について自由な議論を交わす場を提供し、マル
クス研究の発展に寄与することを目的として設立されました。マルクス・エンゲルスの歴史的・
批判的全集であるMEGA(Marx Engels Gesamtausgabe)を活用した研究によって新しいマルク
ス像を明らかにし、その思想の可能性を探求することを目指しています。また、さらなる研究の
発展のために、海外の研究者との連携をおこなっていきます。