民進党・増子幹事長「新潟県知事選は野党統一候補が好ましい」

共産党県委員会・樋渡委員長「党として独自候補は立てず国政野党と市民との共闘路線を継承する。
民進、社民の両党や市民団体などと連携し、知事選に臨む」

自由党・森参院議員「前回知事選は原発再稼働が争点で県民の意思が明確に示された。一緒に選挙を支えた仲間と話し合う」

立憲民主党・福山幹事長「多くの皆さんに応援してもらえる候補者で戦える知事選にしていきたい」


新潟知事女性問題 知事選は「野党統一候補が好ましい」民進・増子幹事長
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180419-00000504-san-pol

 民進党の増子輝彦幹事長は18日午後、国会内で記者団に、
米山隆一新潟県知事の辞職に伴う知事選について「野党統一候補が好ましい」との認識を示した。


動き出す「ポスト米山」 自民党は必勝目指す 共闘路線の国政野党 新潟
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180419-00000010-san-l15

県政与党の民進党や社民党なども擁立を目指しており、
平成28年10月の前回選と同様、柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働の是非を最大の争点に与野党が激突する構図となりそうだ。

 前回の知事選で米山氏を推した社民党や、
県議会で同党と統一会派「未来にいがた」を組む民進党県連は「現在は白紙の状態」としながらも、候補者の擁立へと動き出した。

 取材に対し、共産党県委員会の樋渡士自夫委員長は「党として独自候補は立てず(国政)野党と市民との共闘路線を継承したい」と説明。
民進、社民の両党や市民団体などと連携し、知事選に臨むとした。

 県内では28年7月の参院選新潟選挙区と同年10月の知事選で、国政野党側の候補者が当選。
29年の衆院選でも野党候補が6選挙区のうち4選挙区を制するなど、野党共闘が功を奏する形が続いている。


新潟知事選、雪辱狙う与党 野党は共闘模索 米山氏辞職
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180419-00000014-asahi-pol

 この知事選について、複数の与党幹部は18日、「国政選挙並みの戦いになる」と口をそろえた。

 ただ、敗北すれば政権運営を直撃するリスクともなりかねず、安倍晋三首相に近い議員からは「時期が悪い」との声も漏れる。
さらに、前回選で米山氏は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重姿勢を示して支持を広げた経緯があり、
与党側は原発再稼働の争点化を避けたいのが本音だ。
自民党内からは「今回の知事選は県政の刷新が争点だ」と予防線を張る声が上がる。

 候補者擁立をめぐっては、与党内でさっそく現役官僚や元国会議員らの名前が挙がっている。
ただ、昨年秋の衆院選候補者選びで自民党本部と新潟県連が対立し、
しこりも残っており、候補者の選定に手間取る可能性もある。

 自由党新潟県連代表を務める森ゆうこ参院議員は18日、
朝日新聞の取材に「(前回知事選は)原発再稼働が争点で県民の意思が明確に示された」と振り返り、
「(米山知事の辞職表明で)がっくりしてまだ前を向けないが、一緒に選挙を支えた仲間と話し合う」と語った。
共産党の志位和夫委員長も、この日の記者会見で「新潟で進んだ市民と野党の共闘は発展させたい。
原発問題を中心に共闘の大義の旗をしっかり守る」と訴えた。

 「原発ゼロ」を掲げる野党第1党の立憲民主党も野党共闘に前向きだ。
福山哲郎幹事長は「多くの皆さんに応援してもらえる候補者で戦える知事選にしていきたい」と語った。