連合、分裂か…支持率1%の民進党と希望の党、不可解な合流の裏事情
http://biz-journal.jp/2018/04/post_22956.html

次の参院選の候補者にとっては、支持率8.5%の立憲のほうが魅力的に映るだろう。

「立憲は日本共産党も含めた野党連携を標榜する中道左派。民進と希望は、共産との
連携は否定的な中道右派、という言い方ができる。連合では旧総評系が比較的、立憲に近い。
旧同盟系が民進・希望に近く、UAゼンセンなどガチガチの反共産も少なくない。
そのため旧総評系は立憲から組織内候補を出す動きが表面化している」(政治記者)

参院選に向けては、すでに私鉄総連と日教組が組織内候補を立憲から出すと表明。
自治労、情報労連(NTTなど)、JP労組(郵政)なども立憲から擁立を検討中だ。
候補者は擁立しないものの、全国農団労も立憲支持の方向とみられる。

「旧同盟系ではあるが、JAM(機械・金属)はなかに一部総評系が入っているので、
このまま漫然と民進・希望から候補を出すということでいいのかと、内部に揺らぎがある。
つまり新党ができたとしても、連合傘下の組織の立憲への雪崩は、止まらないどころか続く。
神津会長ら旧同盟系は、立憲が新党に合流しなくても、民進・希望で野党第1党になれれば、
現在は立憲に握られている野党の主導権を奪い返せるという目論みのようだが、
世論の動向がわかってない。ピントがずれている新党は連合分裂の号砲になるかもしれない」
(前出と別の永田町筋)