首相「米英仏の決意を支持」米軍シリア攻撃で
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安倍晋三首相は14日午後、米英仏3カ国によるシリア攻撃について「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米国、英国、フランスの決意を日本政府としては支持する」と述べた。大阪市内で記者団に語った。
「今回の行動は、これ以上の事態の悪化を防ぐための措置と理解している」とも語った。同日夕に国家安全保障会議を開き、対応を協議することを明らかにした。

首相は17日から米国を訪れてトランプ米大統領と会談する。会談では北朝鮮情勢や通商問題を話し合う見通しだが、シリア情勢についても意見交換することになりそうだ。

首相は、昨年の米軍によるシリア攻撃の際にも「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米国政府の決意を日本政府は支持する」「米国の行動は、これ以上の事態の深刻化を防ぐための措置だと理解している」との立場を表明していた。