「民進・希望」新党で信頼は取り戻せるか:大塚代表インタビュー
http://president.jp/articles/-/24910

【塩田】一方で枝野幸男元官房長官らが離党して立憲民主党を結党しました。
【大塚】あのような展開になった結果、立憲民主党を結党したことは理解できます。
ただし、枝野さんは当時、民進党執行部のナンバー2。組織のナンバー2の対応として、
立憲民主党結党に完全な正統性があるかという点については、いろいろな指摘があります。

【塩田】結集を呼びかけた相手方の各党の対応は。
【大塚】立憲民主党は非常にかたくなです。独立独歩でやっていくという姿勢ですね。
総選挙の経緯を踏まえて、希望の党とは連携できないと拒否反応を示しています。
心情としては理解できますが、今の小選挙区制の下では、3党が結束しないと政権交代
可能な政治に接近するのは難しい。いろいろなルートで「一緒にやりましょう」と
引き続き働きかけています。

【塩田】民進党の衆議院議員が国会の会派として無所属の会を結成しました。
【大塚】この点は大きな課題です。代表の岡田さんは、「無所属の会の中には、
民進党の党籍を持っていない人もいる。党籍はあっても、総選挙に無所属で出た以上は
国会活動で民進党と名乗れない人もいる。無所属の会を結束・維持していくには、
民進党を名乗ることができない。名乗った瞬間にばらばらになっていく」と主張しています。
心情としては、総選挙を無所属で戦った議員の気持ちは私も理解はできます。しかし、
衆議院議員が民進党を名乗らないために衆議院で民進党の存在感がなく、地方議員や参議院議員は
困っています。岡田さんは、地道に活動して機が熟すのを待てという主張ですが、そうであれば
なおさら衆議院で民進党の旗を掲げ、地道に活動するべきです。残念ながら、論理矛盾を起こしていますね。

→要約すると、大塚「枝野(立憲)と岡田(無所属の会)は黙って俺に従え!お前らは分家筋、俺らが本家だ。」