>>346
僕は共産党は社民党や山本太郎以外とは共闘すべきではないと思います。

理由は3つあります。
1、共闘しても共産党の目的である国民主権、民主主義、平和主義、貧困問題の解決、脱原発を実現できないからです。
2、共産党以外の野党は権威主義(オーソリタリアニズム)である日本に、自由主義(リベラリズム)を無理やり導入して生まれた失敗作だからです。。
3、共闘すると共産党の議席と資金力が消耗し、最終的には滅ぶからです。

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ランチェスター法則では、戦力を2つに分散すると攻撃力は2×2=4、4分の1まで減少します。戦力を3つに分散すると3×3=9、9分の1まで激減します。
選挙での攻撃力は獲得議席数です。逆風の安倍政権が小泉フィーバー以上に勝利できたのは希望の党の連中の知能が低い為に、単純な微分積分を理解できなかったからです。

日本では衆議院選挙直前になると、最も洗脳力の高いテレビはリベラル清和会を支援します。参議院選挙前は野党を支援したりするし、
衆議院選挙の『後』ならば清和会批判もしまし、衆議院選挙前でも週刊誌や新聞のような洗脳力の低い活字メディアなら清和会を批判することもあります。

しかし、衆議院選挙直前のテレビは必ず清和会を支援します。ところが、前回の衆議院選挙はこの法則が崩れました。
これは国家理性が働き、安倍政権がこれ以上続くと日本が滅ぶとメディア関係者も危機感を抱いたからです。
左翼政権である鳩山や菅にクーデターを起こした官僚も、自分たちの浅墓さを猛省し、共産党と朝日新聞に情報をリークし続けました。
B層と呼ばれる大衆と教養の低い武官は未だに自民党信者ですが、東大京大卒の官僚やメディアは焦り始めました。

この大きな変化に全く気が付かなかったのが、小池百合子、前原誠司、上杉隆氏、長島昭久、細野豪志らでした。
彼らには抽象度の高い思考ができないのです。安保法案をどうするかといった下流のポリシー(政策)レベルの話はできても、
中流のパラダイム(世界的価値観)や上流のフィロソフィ(哲学)の話は全くできません。
共産党と公明党議員以外の全ての議員に共通する幼児性です。
だから、栗田ターンを彷彿とさせる前原ターンで野党を壊滅させたのです。

彼らには、民主主義、法治主義、基本的人権の尊重を破壊しつつある安倍政権を止めるという発想すらありません。
惨敗後の前原は「自分の魂の叫びに殉じた。共産党と訣別した判断に悔いはない」と言い、
小池百合子の右腕だった若狭勝は山尾志桜里に対して「政治家の不倫を罰する法案を作るべきだ」とテレビで発言していました。

共産党以外の野党はこれ程度の連中なのです。日本が文明水準や経済力で先進国から転落しつつある時に、やれ不倫だの、やれパヨクを倒せだのしか
頭にないのです。こんな連中と共闘して万が一政権と取れても、民主党政権の二の舞です。菅直人がリンチされ、党内で共食いを繰り返した挙げ句、内部から食い破られるだけです。
それを回避するならば、竹中平蔵をブレーンにして清和会と同じ政策を実行するしかありません。それならメディアと検察と国民と文官と武官はクーデターを起こさないでしょうが、
だったら自民党政権で良いでしょう。政権交代=国家戦略や政策のチェンジ です。自民党と同じ事をするならば自民党政権のままで構いません。