卑怯な枝野幸男   

局長級幹部が逮捕・起訴された文部科学省の一連の汚職事件に絡み、「霞が関ブローカー」と呼ばれた渦中の元コンサルタント会社役員との交際を認めた立憲民主党の吉田統彦(つねひこ)衆院議員について、同党が奇妙な沈黙を続けている。
例えば9月3日の枝野幸男代表の記者会見では、こんなむなしいやりとりがあった。

 記者「吉田さんのことは耳にしているか」

 枝野氏「お答えするような知見は持っていない」

 記者「社会部、司法記者会が動いている。それでも何もやらないのか」

 枝野氏「コメントできる知見は持っていない」

 記者「党所属議員についてのことだが」

 枝野氏「知見がないので知見がないと言っている。知見があるないは、どういう立場だろうが関係ない」

 記者「政党の代表としての責務として聞きたい」

 枝野氏「それにお答えする知見がない」

手元の辞書を引くと「知見」とは、「見て知ること。またその結果得られる知識。見識」とある。言葉遊びのように「知見」と唱え続けた枝野氏は、マスコミがこの件を取り上げようとどうしようと、見て知ることを放棄し、耳をふさいでいるのだろう。

http://www.sankei.com/politics/news/180907/plt1809070002-n1.html
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