立民、冷ややか「逆に票減る」…比例統一名簿に
11/12(月) 9:03配信


 来年夏の参院選の野党共闘に向け、旧民進党系の再結集を求める連合や、支持率低迷にあえぐ国民民主党などから比例選での統一名簿作成を求める声が上がっている。野党第1党の立憲民主党は「逆に票が減る」として冷ややかだ。

 国民の玉木代表は10日、香川県さぬき市で記者団に対し、「参院選に向けて野党がまとまることが大事だ。統一名簿というのも一つの方策だ」と語った。

 統一名簿は、複数の政党が比例選の候補者名簿を一本化する戦術だ。各党が個別に名簿を掲げて戦うより、得票が上積みされて議席が増える効果があるとされる。

1996年にイタリアの中道左派連合「オリーブの木」が政権獲得を果たした際は、この戦術も使われた。

 国民が前向きなのは、支援を受ける連合の意向が大きい。

連合の神津里季生(りきお)会長は1日、「野党が力合わせをするなかで、統一名簿はあってしかるべきだ」と強調した。


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