1950年代は、嬉々として「マルクス・レーニン・スターリン主義」と謳ってた政党が、
スターリンの五文字を削除し、
科学的社会主義、という言葉を挿入し、
遂にレーニンの四文字まで削除した歴史を持つ政党である。

天皇制廃止が、国民の総意(議論)をへて、というならば、
日米安保も同様の扱いは出来るだろう。
漸進的に改善を積み重ねて行く、という立場を堅持できるならば。

同様に、共産主義の移行という、念仏・題目をいつまで唱えるのか?
共産主義とは具体的にどんな政治経済のカタチなのか、
自分たちが「具体的に定義できない」モノを、他人に勧められるシロモノかどうか?

「差別も貧困も抑圧も暴力(戦争)もない社会」だと言うなら、
社会民主主義や、積極的平和というコンセプトと、どこが「具体的に違う」のか?