少し気が早いかも知れないが、
<住民投票の投票方式について以下のような改良案を提案します>

「住民投票」の怖さは4年前の「都構想」の僅差の否決や英国のEU離脱問題の混乱振りからも分かる。

現行の住民投票では「賛成」か「反対」かの2つしか選択肢がないが、この2択方式は投票する住民に
とっては無理やり決断を迫られる感じで、決して安心して心穏やかに投票できるものではない。

「どちらでもない」と思っている住民、決めかねている住民は投票できないか、又は無理にどちらかに
投票しても投票そのものへの不安と不信が心の中にくすぶり続けることになる。
そうすると、投票の集計結果に対しても、その集計結果に基づいて実施される政策に対しても不安と
不信の眼を向けることになる。これは非常に良くない事態だ。

「住民投票」の投票用紙にもう一工夫が必要のように思う。
そこで住民の考えや心情がもっと自然に投票に反映されるように、例えば選択肢を3つ、即ち
@「賛成」、A「反対」、B「どちらでもない」の3択にする。

投票の集計に当たっては、Bは「賛成」票 0.5票及び「反対」票 0.5票と数える。
有効投票総数の過半数を「賛成」票が超えたら「可決」、「反対」票が超えたら「否決」とする。

このやり方によって賛否に迷っている住民の意思を集計の中に取り込むことができる。
他にもっと良い改良案があるかも知れないが、取り敢えず、たたき台として提案します。