国民民主「もううちの党は終わり。候補降ろす選挙区増えるわ大阪とか維新はおろか立民共産にも勝てない」

夏の参院選で改選数3以上の選挙区をめぐり、国民民主党の方針が揺らぎつつある。

「3人区以上は切(せっ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)する」(玉木雄一郎代表)として野党の候補者調整の対象外としてきたが、共倒れの懸念から、大阪(改選数4)、千葉(同3)、北海道(同3)などで調整を模索する動きがでてきているのだ。

維新は平成28年参院選でも大阪で2議席を獲得している。仮に維新が前回と同じ勢いを維持した場合、残る2議席を自民、公明、共産、立憲民主、国民民主が競う構図となりそうだ。

国民民主党幹部は「大阪ではわが党の候補を取り下げることも視野に入れている」とささやく。

千葉選挙区でも水面下で候補の擁立見送りを求める動きがある。
世論調査で国民民主党の政党支持率は、4月末の旧自由党との合併後も1%台に低迷したままだ。今回の擁立方針見直しの動きは、夏の大勝負を前に、国民民主党のやせ我慢が限界に達したことを示している
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000523-san-pol