「年金不足問題」「消費増税」――。7月4日公示の参院選に向け、安倍自民にとって“不都合な事実”が次々と浮上している。
 安倍首相の“応援団”だったはずの保守系ネット番組「チャンネル桜」が政権批判を展開し、波紋を広げている。番組代表の水島総氏は26日の放送で、政権を礼賛する保守系メディアの姿勢を問題視。

「本当に安倍政権を批判しなくていいんですか」と指摘した上で、「消費増税、移民法の問題を徹底的に批判しないといけない」と話した。
これに、ネット上では〈スゲェもん見た〉〈保守派が目覚めた〉といった声が上がっている。

 チャンネル桜はこれまで安倍首相を散々持ち上げてきたが、外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案が審議された昨年から、安倍政権に対する危機感を覚え始めた
水島氏は、『外国人労働者は生身の人間。商品ではない』『国内の賃金水準も下がる』と危惧していました。安倍政権の体質に疑問を感じ始めたように思えました」
 安倍首相応援団の“宗旨変え”は、参院選の情勢にも表れ始めている。苦戦必至の「1人区」だけでなく、自民が2人の候補者を立てる「複数区」でも

 自民が2人擁立するのは、北海道、東京、千葉、広島の4選挙区。東京では山本太郎議員の動向が焦点だ。
「保守票を山本氏に食われて、もうひとりの自民候補、武見氏の当選が不安視されている。官邸周辺も気を揉んでいます」(官邸事情通)

■知名度の低い“2人目”が共産候補と横一線

 自民から石井準一、豊田俊郎両議員が出馬する千葉でも、「2人盤石とはいかない」(県政関係者)という。「落選必至とみられていた共産候補が、唯一の女性候補として支持を拡大
豊田氏と横一線で並びつつある」(前出の県政関係者)という
北海道も「共産候補が追い上げ、知名度の低い自民の“2人目”が当落線上」(道政関係者)という
広島は安倍首相の“ご意向”で新人候補を送り込み、現職陣営と「分裂」状態。
新人が当選する可能性は極めて低い

地方を取材すると、『年金不足問題』を巡る政府の対応や、消費増税に自民党支持者たちも怒っている」
 大阪で開催中のG20でも、思わしい成果は期待できないマイナス要因は増えるばかりだ
https://news.livedoor.com/article/detail/16699934/
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