ネットでの直接民主制で見逃されがちなのが投票の強制。
誰かが後ろにいて賛成に入れるように強制して確実に賛成に入れたのか見届けるような事を徹底排除しなければならない。
現在の投票では立会人がいるので事前に命令されても投票所では完全に個人の自由意思による投票が可能で後で命令通りに入れたと言っておけば追及される事もない。
某団体に所属しているような人達にとってはとても重要な事。

この問題や成り済まし防止を考慮すれば直接民主制をするのであれば市役所や行政センターに通年投票所を設置するしか無いと思う。
ネット投票との併用はNG。それを残せば団体の偉い人がなぜ目の前でネット投票せずに投票所に行く必要があるのかと追及される事になる。

参議院選挙でさえ投票率が50%を切る今の日本で直接民主制を行えば1法案につき投票率がどれだけになるのか。
おそらく数%で殆ど知られない法案では1%を切ることも考えられる。
殆ど知られない法案であっても業界団体にとっては極めて重要な法案になるので業界団体が動員すれば簡単に決議を操作出来てしまうのが問題。

議会併用で重要な法案と言っても誰がどうやって重要と判断するのか。
法案1つにつき直接民主制でやるのか議会で議決するのかすら毎回直接民主制で投票するのか。
一般的に知られない法案でも当事者とっては今後の生活がひっくり返るほど重要なものになるので重要ではない法案なんて無い。