>>303
ナリタブライアンは恭しく御札を取り出し「頼んだぞ」とフクキタルに手渡す。フクキタルは拝みながら「ありがたや」と受け取りブライアンと神棚のほうへ歩いていった。
ルドルフ会長はドトウがオグリ先輩とこまめにLINEなど交わしていることが羨ましい。
うつむきながら目を閉じ「私も気楽にメールでもやりあえる仲になりたいな」とボソッと小さくつぶやくと
なにげに聞こえたドトウは「救いはあります」と、言葉にはしなかったが思うのだった。
感が良くなってきているドトウはルドルフ会長がオグリ先輩に対して想っている心に気づいている。