こちら埼玉北部方面隊
昼夜を問わずの攻撃により戦況極めて深刻なり
キッチングラード・フロバンスにおいて『N』による夜間ゲリラ攻撃を受ける
すぐさま誘引毒物地雷(デスモア)を要所に配置するも戦況に変化無し
合わせて粘着地雷(N取りシート)も敷設後戦況に変化無し膠着状態継続中
日中、駐屯地上空に識別コードに無い敵が現れ
音響空爆・排泄空爆ならびに近隣の廃棄物集積所がゲリラ攻撃を受ける
この敵を駐屯地において仮称『KRS(カラス)』と識別し作戦策定中、頭上空襲が近隣で勃発
航空戦力を持たない地上部隊の上、KRSは羽毛と言う緩衝材で完全防御している
少しでも有効な装備で邀撃すべく保有の全装備を再点検、改正軍縮法遵守厳命によりやむなく退役となっていた超九型小銃を改修整備し戦線に復帰させることに決定
改正軍縮法を遵守で最大限の改修整備が完了、実戦配備中なるも未だ邀撃機会を得ず
『G』は持久戦の様相、敷設のGホイホイは間もなく更新時期を迎えるため近々更新予定
なお、常にGと最前線で対峙し華々しい戦果をあげてきた南部十四年式であるが納入元の東京丸井工廠生産終了通知を受け継続使用を断念
後継装備として低伸弾道に定評のある東京丸井工廠製造の手動圧縮式全世界的自装填拳銃(略称USP)を採用、二次被害を想定し0.12gを装填臨戦態勢
退役した南部十四年式は今までの武勲を讃え後世に伝えるべく駐屯地記念資料館にて保存とする
以上