>>214
二つからくりがある。
それは「有職故実」(しきたりある種の儀式マニュアル)と「摂関家領」
この時期なぜか知らんが有職故実を知らないと政務ができないことになっていた。
有職故実は父親か近親者から習うか、
家に代々伝わる日記などを通じて男系子孫に伝えられる。
摂関には摂関の有職故実があり、摂関家(忠実の子孫)がそれを独占的に男系相続するようになっていた。

ちなみに平氏は成り上がりで有職故実を持たなかったので政治の場から除外されがちだったので
有職故実を持つ公卿と婚姻関係をむすび自分達の政策を通してもらっていた。

続く