6世紀の半ばごろから仏教が入ってきてるが、これを受け入れるのは天皇家としては
かなりの決断だったと思うな。
天皇というのはもちろん政治的権威だけれども、それ以上にまず宗教的権威、
要するに神主の親玉でしょ。
大昔はとくにそうだったと思う。
そういう人が異国の宗教を許すというのは自分の価値の根本的な転換だからな。
今上陛下がクリスチャンになるよりもっとたいへんなことだったろうと思う。
まあ、今上陛下がクリスチャンになることはないけど。