うまいっつーか、幕府の成立過程からして、中央集権は無理。
地方分権しか有り得ないが、参勤交代などを進め最大限、擬似集権的にするより他に
選択肢はなかったはず。

結果として適度な分権がうまく機能したってのは事実だが、
それは徳川幕府が、与えられた状況の中で最大限良い体制を作ったってこと。
もし初めから中央集権なら中央集権で、良い体制もあり得るので、
概念として「適度な分権」が「完全な集権」よりも良い、って話じゃない。