まあ、戦前まで九州は「人さらい」が誘拐、拉致して海外へ売り飛ばし必然的に
売春婦にされられたんが「からゆきさん」娘子軍じゃが、日本の明治国家も
外貨シノギに女の輸出奨励じゃったし。
勝海舟の「清話のしらべ」(明治30年4、22日)
「出稼ぎ女は、非常に多いそうな。それで、おれは、先達て、外国人が来た時、
公然とはなした。 アナタの国は、色々の産物があるが、日本にもそれにまけない
ものがあります。女です。どうです。
これからまだまだ多くなります、どんどん輸出するつもりですと言ったら、
御冗談をと言うたが、 冗談じゃあない。しかし、その代わりには、アナタの
お国のように、間男する者はありません。アナタのお国でたいていの家で間男を
しない者は一軒もありますまいと、言ってやった。
男女の慎みは、本当は日本の方が善い。サンフランシスコなどにワシの行った時に
見ると、それはひどいものだ。(中略)妻君を貸して、一時間何程で淫売させる
ものもある。ワシなどにも、あなた、それがしの妻はどうです、気がありませんか
などと周旋したものがある。」
日本が古代から戦国期、明治、昭和初期まで、女が輸出品じゃったんは事実じゃが、
欧米人女性の 性欲や不義密通にゃあ太刀打ち出来んよ。
盗みは九州人云うんは、高崎伝氏の文から要点を抽出しとこう。
[糧秣受領にゆくとき、ドロボーにゆくという、 百二十四連隊(福岡)共通の暗号で、
他部隊の者はおそらく誰も知らなかっただろう。兵隊たちは掴まりそうになったら
カシの棒で警備の兵隊をぶん殴って気絶させたそうである。
「おい戦友、堪忍やぜ。俺を恨むなよ。恨むなら、うちの親分を恨めよ。警備に
立ったら、日本兵やからとて油断するなよ。これも訓練の一つだ。こんど
来たときゃァ、素直に盗らせてくれよな」
まさに説教強盗も顔負けである。
「出稼ぎ女は、非常に多いそうな。それで、おれは、先達て、外国人が来た時、
公然とはなした。 アナタの国は、色々の産物があるが、日本にもそれにまけない
ものがあります。女です。どうです。