佐々木経高
近江源氏佐々木秀義の次男、母宇都宮氏。平治の乱後、相模国渋谷荘で育ち、渋谷氏の婿となる。
治承・寿永期の平家追討戦で活躍。平家滅亡後、阿波・淡路・土佐の守護となる。
次男・高兼を守護代として阿波に派遣、自らは大番として在京。
承久の乱では朝廷方に加担、敗れて自害(1221年)。

小笠原長清
信濃源氏。承久の乱後、阿波国守護。
子・長経を守護代として阿波に派遣、佐々木高兼を滅ぼす。
長経の子・長房は三好氏始祖。

細川和氏
足利氏族。相模国鎌倉出身。1334年阿波守となり阿波入国。
板野郡の秋月に居を構え、吉野川流域を侵略。
和歌の達人。

細川定禅
鎌倉若宮別当。宮内卿律師。知勇兼備の人。
1334年讃岐入国。阿波の板東・板西を押える。

細川頼之
1362年讃岐にて白峰合戦に勝利、細川一族を掌握し四国平定。
1367年管領。
勝海舟が心服した事でも知られる。