>>214>>215
兵庫開港問題のことを指して「ぐだぐだ」と言うのもわかるけど、少し慶喜を無理やり弁護してみると、
開港問題は=政局問題 雄藩との主導権争いの側面があったしそこは観ておく必要がある。
グダグダといえば、何と言っても鳥羽伏見戦前後の行動だが、あの信長でさえ、最後は人事管理能力ゼロ・危機管理能力ゼロの挙句に
本能寺の変だから、ある意味信長も最後はグダグダだ。
慶喜はあの若さで政治家としての能力は当時ずば抜けていたと思うね。
だから、歴史IFにおいても「明治維新なくても徳川大君政府で近代化は出来たかも」と
慶喜ヲタならずとも歴史ファンの創造力を掻き立てるわけだ。
>開明的な構想さえあれば実行に移して成功出来る訳じゃない
という指摘は日本三大過大評価の筆頭 坂本先生にこそ当てはまるのだが、そこは言わない約束。、
その坂本先生不朽の名著「船中八策」(←A4一枚)で伏字で新政権の首班になぞられていたようですから、
当時としては慶喜は有能な政治家として見られていたわけだ。