神武天皇の先祖が渡来人というのは、天皇の先祖に
高皇産霊尊と天照大神という二つの神がいるからという説。
日本列島に五穀と養蚕に代表される弥生文化をもたらした
のは高皇産霊尊であって天照大神ではない。
むしろ天照大神は大海原がふさわしい漁労を営む人々が信仰
した海洋神。朝鮮から九州に高皇産霊尊を祀る山人(山幸彦)が
やってきて日の神を祀る土着の海人(海幸彦・豊玉姫)を従え混血して
生まれたのが神武天皇。九州の土着の日の神が後に天照大神に昇格した。