藤原肇 そこで松下政経塾ですよ。松下幸之助は塾生と一緒に風呂に入り、背中を流し合うのが晩年の道楽だったから。
それが松下政経塾の始まりという説もある(笑)。また、政治家と秘書との関係に似たものがあり、秘密を共有する快感があるといいます。

 本澤二郎 なるほど。日本と違い聖書によって男色が否定されていた西洋では、つい最近まで男色行為の発覚は社会的な死に直結していた。
日本も戦後長らく欧米なみのホモ弾圧があって、派手な「ホモ行為」が暴露されてしまうと復帰できなかった。不倫や愛人、それこそ汚職で逮捕されても復帰はできるのに。

藤原 このたぐいの話はタメにする噂も多くて、うかつに信じたら大火傷するけれど、無視できないものが多くて困ります(苦笑)。

 本澤 政経塾に入ると、ごく当たり前にホモ行為が行なわれていて、
それをしなければ仲間にしてもらえないという状況なら、多分、入塾するような連中はやっちゃうでしょうね。
藤原肇 いえ、政経塾だけでなく、小泉進次郎もCSISの日本部長をやっていたマイケル・グリーンのラインでそこに入っている。

本澤二郎 成る程−。
藤原 だからアメリカの対日戦略の拠点としてのジョージタウン大学は注目しなければならない。
 もう一つは、英国のアメリカ支配としてのコロンビア大学。進次郎はコロンビア大学からCSISに入っている。だいたい彼はコロ ンビア大学に入学できる力はなかったのに枠外で入った。ジェラルド・ カーチス教授というジャパン・ハンドが一役かった。
 カーチスは日本に来て、大分県の佐藤文生の選挙を密着取材して「代議士の誕生」を博士論文に仕立てて日本通として認められるようになったが、 実力的には?がつくような人物で、しかし、奥さんのみどり夫人が優秀だった。