ちょっと話が横道にそれたけど続き
イギリスも似てるような気がする
イギリス人は、イングランド人とウェールズ人とスコットランド人と
ついでにコーンウォール人から成り立っていて、
アイルランド島にはアイルランド人もいるけど、
彼らは見ていて、つくづく共通性があるなと感じる
おそらく、イギリスの先住民は気性が荒く、我慢強くない
気性が荒いから意欲的で、物事を客観的に見る力はあると思うんだけど、
我慢強くないから、急いで考え、急いで答えを出し、性急に動くところがあるように感じる
その点、アイルランド人は最も我慢強くない
次にウェールズ人、次にスコットランド人、次にイングランド人という具合に、
先住民の影響が強いほど我慢強くない
最も我慢強いイングランド人のなかでも我慢強いイングランド南部人は、
このなかで最も保守的だけど、イングランド北部を含む他の開放的な集団を歴史的に抑圧して来た
だから他の地域の人間から嫌われている
それで、イングランド北部を含む他の地域の人間は労働党を支持し、
イングランド南部は保守党を支持するというイングランドの南北対立、
イングランド南部と周辺の人々の対立が生まれている
結局、保守的な人々も他の地域に対しては抑圧的になる
彼らは自分たちが抑圧されたら持ち前の我慢強さ、忍耐強さで
頑強に抵抗すると思うよ
だけど、他集団に対しては・・・
彼らが今までやってきたことを見れば一目瞭然だと思う
結局、帰属意識が違っていて、利害が違っていると、
対立し、どちらかが屈するまで、決着がつくまで戦うことになる
どうも見てると、抑圧ってのは、この力関係が、
数の問題とか、何らかの事情で、アンバランスな時に
起こるような気がする