熊本南部説だと卑弥呼の墓は、
人吉盆地の本目遺跡が候補の一つ。
剣や鏡のほか、女性墓と思われる
玉類が多く出土する弥生時代後期の
墳墓である。

ここは球磨地方と呼ばれ、
肥と熊襲の国境の肥国側。
卑弥呼が呪術的に支える必然性もある。

当然、最前戦地域であり
ここまで熊襲が来ていたのは
日向、大隅にまで分布する免田式土器が
あることから裏付けられる。

また、奈良盆地に匹敵する農業生産地であり、
奪い合う必然性もある。