司馬遼太郎 Part13
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司馬遼太郎 Part12
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1516287702/ ▽正院
明治4年の廃藩置県後に発布された太政官職制の最高機関である。 それまでの太政官を正院、左院、右院の三つに分け、左右両院の上に立つ。政務を執る正院は従来の太政官に相当し、太政大臣、納言、参議、枢密正権大少史等で構成される。
その後、明治6年に、その権限はさらに強まり、天皇輔弼の責任が明確にされた。明治8年に左右両院が廃止されたが、正院は引き続き存置される。明治10年廃止。 ▼左院
明治初期の立法府。明治5年4月「立国憲議」を出し、国憲の制定計画を示し、さらに同年5月には「下議院ヲ設ルノ議」を出し、一種の議会制度の構想を示した。明治8年の元老院設置にともない廃止された。
江藤新平は、明治4年8月から明治5年4月まで、左院副議長を務めている。 ▼右院
各省庁の政策の連絡調整を担う行政機関。各省の長官である卿と次官である大輔で構成されている。右院の決定事項は正院の裁決事項として位置づけられるなど、正院に比してその権限は弱かった。事務次官会議のようなもの。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています