神武は複数人の業績の寄せ集めである。
記紀の神武即位紀元前660年に奈良の磐余には何もなかった。

奈良盆地での人の活動はせいぜい紀元前3世紀からで、そこで奈良盆地の入植者としての神武は天村雲である。

熊野から奈良盆地に入ったのはウマシマジである。椎根津彦の計略によって攻略された奈良は
どういうわけか神武が指揮しているように錯覚するが、正しく錯覚であって
即位して前大夫になったのはウマシマジである。
これが2世紀

瀬戸内を東に生駒山脈を越えてきた神武は崇神代に活躍した垂仁である。これが3世紀。
魏志倭人伝の時代はここ。