>>137
>せいぜい邑程度。 甕棺墓地じゃね。

千々賀遺跡は、墓地だけじゃない複合遺跡群だよ

平成12年(2000年)に漆の蓋状のものや直径40センチの柱や板材などが出土。
周辺では、甕棺と銅鉾、銅戈などが出土した千々賀庚申遺跡、銅の腕輪が出土
した千々賀宇ノ木遺跡があり、久里双水古墳も近いなどの理由から、それまで
不明とされてきた魏志倭人伝に記載されている末盧国の拠点ではないかと話題に
なった。

その時発掘された、蓋状の漆品のうち、形状のしっかりしたものは2枚。このうち
1枚は、ほかの遺跡でも見られるように、全体を黒漆で塗り、中心の小丸と外円の
やや内側に赤色の漆で丸い線が描かれている。

もう1枚は、前の線に加えて、幾何鋸歯紋と呼ばれる、細かい三角形の文様や、
斜線、細線などが描かれている。青銅器にはみられるが、漆品に見る国内での出土
例は初めてとされた。