>>370
俺は縄文末の渡来人は広顔の集団だった可能性も高いと考えてるよ。

形質は大きな移動を伴ったりすると世代間で経年変化していく事はご存じの通り。

BC6C頃の弥生前期末の吉野ヶ里甕棺墓人骨はあまり狭顔でなく、屈強な頭蓋。

BC2C頃の弥生中期末の土井ヶ浜弥生人骨は狭顔で、華奢な頭蓋。

たった400年間ほどの間に形質がかなり狭顔化してるんだよ。

BC11C頃に渡来したと思しき渡来一世が広顔だったとしても、狭顔化が進んで、
500年後には吉野ヶ里甕棺墓人骨のような広顔でも狭顔でもない頭蓋になり、
さらに狭顔化が進んで、その400年後の土井ヶ浜弥生人骨のような狭顔になったとも
全然考えられるからである。

まあ、ウデヘ族にしろ、ナナイ族にしろ、我々の祖先である縄文末の渡来人と同じ祖先を
共有している事だけは間違いないだろう。