家の次男以下は他家へ養子に出るか、武芸、学問に優れて特に別家を立てることを認められるかである
どちらも無理なら「厄介叔父」として、一生を生家で暮らすこととなる
長兄から小遣いをもらって家の隅でひっそり一生を過ごす
武家に限らず、江戸をはじめとした都市に出た者でも結局独身者として終わる者は多かった
農民の次男以下でも家を出ることなく、農作業の担い手として生家に厄介となる者も珍しくなかった
今は嫡男でも「子供部屋おじさん」となりもするが