いや武士は清貧を誇りとするのが基準だった。

もちろん贅沢三昧の元禄武士のようなのも大勢いたが、庶民に尊敬されたのは赤穂浪士だ。
幕府でさえ、吉宗、松平定信、水野忠邦のようなのが定期的に改革をして倹約を奨励する。
実際は贅沢三昧の武士より内職暮らしの武士や、半農半商の郷士のような方がはるかに多かった。
実際に今、現存してる上級武士の屋敷なのは非常に質素なものが多い。