12 :名無し三等兵[sage]:2009/03/05(木) 10:46:13 ID:???
幕軍がゲベールを買ったのは、初期の頃のこと。
ミニエー弾を使用する前装式ライフル銃に移行し、
伝習隊の頃にはシャスポー銃に代表される後装式ライフル銃を導入してる。
型落ちのゲベールは八王子あたりの民兵の装備に回されつつあった。
幕府直轄軍の装備は当時の日本の中では優秀なほう。

幕軍並みの装備を持ってたのは、薩摩・長州・佐賀・土佐のほか、
長州戦役で痛い目を見た紀州や、例の長岡などでそんなに多くは無い。

ゲベールを高く売りつけられたのは、戊辰戦争になってあわてて洋式化を進めた東北諸藩。
まあ3匁筒とかの火縄銃、それすら足りず弓矢、木砲なんて藩も多い。