>>118-119
お答えありがとうございます。
ですが、本題から外れてしまっているように思えます。

国家公安委員長というのは、国家公安委員会の長で、国務大臣です。
ですから、警察庁を管理する国家公安委員会の長ということであれば、
警保局長の上司である内務大臣の後身といえましょう。

国家公安委員会というのは、組織です。
警保局を管理する特別の組織が内務省にあったわけではないですが、
警察行政に特化して管理する職掌からみて、警保局と重なる部分があるのではないかということです。

長でない国家公安委員については政治任用です。民意が反映されているとは言えません。
また、戦前の国務大臣は、必ずしも国会議員ではなかったため、
そういう理由づけでは、内務大臣→国家公安委員長という図式も成立しなくなりませんか。

名称も組織の様態も職務内容も、当然ながら戦前と戦後とで変わっていますから、
単純に前身後身と言えない場合もあるでしょうが、
私には、国家公安委員会が警保局の職務の一部の後身であるように思えます。

また、検察庁と国家公安委員会の関係について、疑問が解けません。
>>115が誤りでないとするなら、検察庁は法務省と国家公安委員会に両属しているのですか、違うと思うのですが。
法務大臣でなく、国家公安委員長が、検察庁、つまりは検事を指導するという事例はあるのでしょうか。