大牟田市の三井三池炭鉱で、458人が死亡する爆発事故が起きてきょうで丸50年となります。
事故が起きた炭坑跡地では追悼式典が行われました。会場となった三井三池炭鉱・三川坑跡地には行政関係者や
遺族などおよそ200人が参列しました。
三川坑では50年前の11月9日に炭じんが爆発し、坑内で働いていた458人が死亡、800人以上が一酸化炭素
中毒となる、戦後最大の炭鉱災害となりました。大牟田市の古賀道雄市長は「永遠に忘れることのできない悲しい出来事。
三川坑の発展と苦難の歴史を語り継ぎたい」と述べました。参列者は手を合わせ、祈りをささげていました。