唯、残酷と思うのは母親の村山加寿江が生き晒しになる代わりに息子の多田帯刀
が斬首されたり、隠れていた所を「出て来なければ息子を殺す」と脅されて人質に
取られ、観念して出て行って殺された上に耳や腕を公卿の家に放り込まれた賀川肇
なんかは気の毒に思う。

でもそんな好き勝手やっていた攘夷浪士達が政変後は逆に新選組等に追いかけ回されて
逃げまどい、斬られるのは何の因果か?