三国同盟の時に、すでに昭和天皇は
将来を予見して、
近衛を呼んで、「アメリカと戦争をする覚悟
があるのか」

「戦争を引き起こした責任をどのように
とるつもりか」と、問いただした。

しかし、近衛は政権を投げ出した後の
戦争末期になって
昭和天皇に全速力を止めるように
言ったと記録。

今の時代からはわかりにくいが、
当時は軍が支配しており、しかも
「一億玉砕」などと狂犬化しており
そんなにすぐに止められる状況
ではないことは誰もがわかるような
時代。
この時の近衛の発言は、無関にきわまり
ない発言だったのだが、
戦後はそんな時代背景や近衛氏の
鳩山由紀夫氏並の宇宙人も省みられる
ことなく、近衛日記の表面的な記述
のみが、とりたげられ
昭和天皇批判に悪用された。