>>46
現実世界と脳内世界、人間が生きてるってのはどっちのことなんだろうってことだよね。
小説家というのが生業だった三島は、どっちかっていうと脳内世界の人間だったが、最後はそれと決別して、腹斬って死ぬという現実世界で「生きて」みたかった。
いうなれば「豊饒の海」は、切腹の言い訳、あるいは、私は何で切腹するのかということへの説明ですな。