主要貿易商社の資金的実力比較（大正14年下半期現在）
（単位：千円）　 ソース：『銀行会社要録』東京興信所

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　　会 社 名　 │払込資本金│積立金│...繰越および当期純益　..|..自己資本合計..|　債務合計（借入金、支払手形等）
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　 三井物産　 │.　 100,000　 |　43,185│　　　　　8,835　　　 　 　 │ . 　 152,020　 │.　　127,589
　 鈴木商店　 │　　 50,000　 |.　 9,690│　　　　　6,240　　　 　 　 │ 　 　 65,930　 │　　　98,282
　 日本綿花　 │　　 26,000　 |　20,600│　　　　　3,084　　　 　 　 │ 　 　 49,684　 │　　　85,768
　 江　 　 商　 │　　 20,000　 |.　 1,300│　　　　　1,200　　　 　 　 │ 　 　 49,684　 │
　 東洋棉花　 │　　 15,000　 |.　 4,250│　　　　　3,574　　　 　 　 │ 　 　 22,824　 │
　 三菱商事　 │　　 15,000　 |.　 4,025│　　　　　　589　　　 　 　 │ 　 　 19,614　 │　　　51,528
　 大倉商事　 │.　 　 8,000　 |.　 3,155│　　　　　　654　　　 　 　 │ 　 　 11,809　 │.　　　 2,211
　 岩井商店　 │.　 　 7,000　 |.　　 566│　　　　　1,325　　　 　 　 │ . 　 　 8,891　 │　　　14,132
　 伊藤忠商事│.　 　 7,000　 |　　　 　 │　　　　　1,137　　　 　 　 │ . 　 　 8,137　 │.　　　 7,605
　 伊藤万商店│.　 　 5,000　 |.　 1,657│　　　　　1,185　　　 　 　 │ . 　 　 7,842　 │.　　　 1,483
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　・ 三井物産の自己資本は圧倒的に巨大で、債務を上回っている。
　・ 東洋棉花は旧三井物産棉花部で、大正9年に分離独立した。
　・ 鈴木商店、日本綿花、三菱商事は債務超過が著しい。
　・ 古河商事、久原商事、村井貿易などは第一次大戦後の不況によって経営破綻した。