【日本國民に告ぐ】

アメリカが日本を追い詰めた、と言う話は大嘘です。
日本人はいいかげん、当時の日本が何をやっていたのかを、まじめに学んでください

@アメリカを仮想敵国にした日本海軍の兵力配備
1937年、日本は海軍軍縮条約から脱退し、アメリカとの戦争を想定した急速な兵力増強を開始します。
軍縮条約脱退のため交渉破綻を企てたのは、岡田首相と日本の代表の山本五十六です。
山本五十六は予備交渉で、米英に対し戦艦と空母を全廃すべきだと、
無茶苦茶な提案をして交渉を破綻させました。

日本は脱退後直ぐに巨大戦艦、空母主力の機動艦隊、航空部隊を多数増設する計画を実行(1937年マル3計画、1940年マル4計画)
また海軍組織も大幅に変更され、連合艦隊司令部が圧倒的な艦隊と地上航空部隊を指揮する出来る事になった。
これは完全にアメリカとの戦争を想定した、海軍の戦時体制です。

A1937年8月、海軍は大山中尉に自爆突入させ、それを口実に独断で
中国都市爆撃を強行 、上海、南京などに無差別爆撃を繰り返しました。
これは陸軍の対ソ戦阻止のために海軍が企てた陰謀です。
山本五十六海軍次官が主導し、海軍省記者クラブが協力して
国民に徹底して中国に戦争を仕掛けるべきだと宣伝しました。

この事態に国際連盟は緊急会議を開き、日本海軍による都市無差別爆撃を非難し
日本の軍事行動を不戦条約違反、9か国条約違反だとして対日非難決議を採択。
しかし日本の軍事行動は収まらずエスカレートし
アメリカ大統領は隔離演説で日本を非難し、くず鉄など一部に輸出規制を行う。
翌年、国際連盟は中国支援と日本への経済制裁を採択

B1939年〜 日本は重慶に対するさらなる大規模な都市無差別爆撃開始
この日本の不法攻撃は戦略的に全く意味のない攻撃です。
これはアメリカとの戦争ための軍事予算拡大、兵力増強を目的とした、
日本海軍の対米戦争の準備行動と見られます。

C南部仏印での日本の対米英戦争準備行動
日本は南部仏印に大兵力を集結させました。
14個もの飛行場を整備し、日本の地上航空兵力のほぼ全軍を集結させ
陸海軍の大兵力を配備、猛訓練を開始した。
反対する松岡外相が更迭され、海軍次官の豊田が外相に就任し強行されました。

これは重臣の岡田啓介らによる画策です。
進行中の日米交渉をつぶすために、海軍がこれを主導しました。
海軍は真珠湾奇襲のために、これ以上対米交渉が続けられては予定が狂い困るからです。
海軍にとっての敵は米英中ソではありません。
当時の海軍にとっては、陸軍が最大の敵で、陸軍に負けないことが第一です
そのためには対米戦争もじさずといった考えです

当時の日本は、このように完全に二つに分断された体制で、いう事とやる事がまるきり一致しない
頭が分裂症にような状態です。
当時の日本はこれだけの対米挑発をやっていながら、アメリカに石油を売れと言ってるのですから
もはや正常な国ではありませんでした。