憲法の改正 特に天皇条項の処理については本当に難しい。触らないという
手が使えるだけ平和主義よりタチが良いが、議論しだすと普通に内戦くらい
行ってしまう問題。

憲法というのは法律の体裁を取っているばかりに 解釈厨がわんさ
と取り付いていじくり回して、ひどい奴になると条文の前後関係を解釈の
根拠にするとか、聞いたときはふむふむと思ったが、成立の経緯を知ると、
人を馬鹿にするのもいい加減にしろ偶然だろと思うようになる。
橋下が憲法学者の質の低下を言っていたがまったく同感だな。

憲法は第 条ってのを全部取って 〔戦争について〕日本国民は国際紛争を・・・
みたいな体裁にして(字面の解釈でなく)それぞれをテーゼとして、それに
どう答えを出すかと考えるという思考が必用だな。
 デジタル化の時代の子供には、戦争について次からお選びください
○戦争はしない○戦争はしないが領海内の防衛戦争は許す●戦争はしないが
自衛戦争は否定しない○普通の軍備と戦争 というふうに、隠れたオプション
も全部表示にして考えてもらいたい。

六法の憲法の頁は、ほかの法律に比べて白いところが多い。
それは、選ばれなかった理念、選択(オプション)、価値観が枯葉のように
行間に積もって白くなっているからなんだな。

今の憲法に選ばれている価値観は、歴史6割 思想3割 政治1割くらいの
バックグラウンドを持っているんで、歴史は良く学んで考えたほうがいいと
思うぞ。